カモミールのお話

今日はハーブティーなどでも馴染みの深いカモミールのお話。

カモミールには二種類あります。
一つは多年草で花も葉もりんごのような香りのカモミール・ローマン。
カモミール・ローマンの学名はアンテミス・ノビリスと言いますが、このノビリスとは「高貴な花」という意味があります。

もう一つはカモミール・ジャーマン。
こちらは一年草で、草丈はローマン・カモミールより高くなります。
精油の効能はどちらも似ていますが、こちらの精油は青みがかった液体で、この青みはアズレンによるものであり、アズレンは咲いている花の中には存在せず、花を乾燥させて蒸留して精油を得る時に初めて形成されます。

２つとも体に対しては抗炎症作用、鎮痛作用があります。

ラベンダーは鋭く突き刺すような痛みに向いていますが、カモミールは鈍いうずきと痛みに向いています。


心に対しては鎮静作用があり、不安、緊張、怒り、恐怖などを和らげます。

肌に対しては敏感肌、アレルギー体質の方の湿疹に有効です。


私は手にアトピーがあるので、カモミール・ジャーマンとラベンダーでクリームを作っています。

なかなか良い調子で、五本指全部あかぎれ状態だったのが、小指と薬指だけになりました(^-^)v

この調子で全ての指がきれいになるといいなぁ！